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Re:ゼロから始めるおさらい解説書

〜「リゼロ」のアニメ・原作がもっと面白くなる〜

第原作期 死に戻り: 11回

第七章:狼の国(後半)

カオスフレームでの「大災」に呑まれたスバルは、タンザと共に「剣奴孤島ギヌンハイブ」に転移される。幼児化した体で見知らぬ孤島に戸惑う中、同じく幼児化した帝国最強の戦士セシルスと遭遇し、過酷な生き残り試験「スパルカ」へと挑むことになる。,スバルは戦闘能力のない幼児の身ながら、知恵と「死に戻り」による無限の試行錯誤を繰り返し、犠牲者を一人も出さずに「スパルカ」を突破。剣奴たちの深い信頼を獲得し、窮地脱出への第一歩を踏み出す。,剣奴たちと絆を深める中、帝都の使者としてトッドと九神将アラキアが来島。剣奴の皆殺しを目論むトッドの奸計と、アラキアの圧倒的な武力により、島全体が惨殺の嵐に包まれ、スバルは絶望的な死を何度も繰り返す。,だがスバルは「死に戻り」で運命を打破。アベルが流布していた「皇帝の落とし胤」の噂を逆手に取ったタンザの機転に乗り、自らを「皇太子ナツキ・シュバルツ」と名乗って「プレアデス戦団」を結成。総督グスタフら島民が一丸となって孤島を脱出し、偽皇帝打倒を掲げて帝都へと進軍を開始する。,一方、行方不明のスバルとレムを救うため、エミリア陣営はオットーの提案でピクタットから帝国への密入国を決意。非合法なルートで国境を越え、レムが身を寄せる城郭都市グァラルに到達する。,帝国軍の頂点に立つ九神将マデリン率いる飛竜の群れがグァラルを急襲。エミリアやプリシラらが激戦を展開する中、フロップがマデリンの鋭い爪からレムを庇って致命傷を負う。,カリヨンの牙について真実を知るためフロップの生存に固執するマデリンに対し、レムはフロップの治療継続を交渉材料(盾)にして飛竜の群れを引き揚げさせる命がけの取引を成立させる。だがその代償として、レムはフロップと共に帝都へ連行され、宰相ベルステツの屋敷で軟禁される。,態勢を立て直したアベルとエミリア陣営は帝都ルプガナを包囲し、九神将たちが待ち構える星型の城壁・五つの頂点への同時攻略戦「帝都決戦」の火蓋が切って落とされる。,第一頂点では灼熱の炎を操る『弐』アラキアとヨルナ&プリシラが激突し、第三頂点では『捌』モグロの石人形群を相手にラムやシュドラクの民が奮戦しつつ、アベルの策でズィクルを犠牲にし、水晶宮の切り札「魔晶砲」を撃たせて無力化させようとするが、ベアトリスの極大陰魔法「アル・シャマク」で光を丸ごと空間の彼方へ呑み込ませて犠牲を出さずに防ぎ切る。,第五頂点ではガーフィールが二将カフマとの死闘を制して城壁の一角を崩し、直後に強襲してきた『参』オルバルトと拳を交える。そして第二頂点では、エミリアがマデリンを追い詰めるも、呼び出された『雲龍』メゾレイアが降臨。そこへ駆けつけたセシルスが加勢し、空を駆けて『雲龍』と規格外の刃を交える。,各頂点の激戦が佳境を迎える中、西の地平から進軍してきたスバルの「プレアデス戦団」が、オルバルト不在の第四頂点へ吶喊。セリーナ上級伯の飛竜隊の援護も受けながら、二将『虎狩』グッダらの防衛網を圧倒的な突破力で打ち砕き、城壁を破壊して帝都へ一番乗りを果たす。,その同刻、水晶宮の玉座へ辿り着いたアベルは、玉座に座る「偽皇帝」と対峙する。「ヴィンセント・ヴォラキアの死によって帝国は滅びる」という星詠みの予言を回避するため、九神将『肆』チシャ・ゴールドが自ら玉座を奪い、本物の身代わりとなって討たれる命がけの計画を実行していた。,対面の最中、玉座の間の壁を穿ち、屍人となった元九神将『魔弾の射手』バルロイ・テメグリフによる狙撃が飛来。身代わりとなったチシャの心臓を撃ち抜き、彼はアベルの目の前で壮絶な最期を遂げる。,チシャの死が引き金となり、水面下で進んでいた「魔女」スピンクスの「不死王の秘蹟」が本格化して真の「大災」が勃発。歴史上の強者たちが屍人として次々と蘇り、帝都はまたたく間に死者の軍勢に覆われる。帝国の生存者たちは反乱軍・帝国軍の垣根を越えて一致団結し、スバルたちもまた未曾有の国難に立ち向かう苛烈な総力戦へと突き進んでいく。

⏳ 死に戻り(ループ)履歴(全11ループ)

第1ループ 死因: 巨大魔獣ギルティラウの体当たりによる粉砕死

幼児化した状態で放り込まれた試験『スパルカ』にて、共に参加した錆色髪の男に盾として突き飛ばされ、真っ直ぐ突っ込んできた魔獣の体当たりを食らい、体が粉々になって死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第2ループ 死因: ギルティラウによる丸呑み・頭部噛み砕き

共に戦った3人の仲間が次々と殺され、最後の一人として残される。向かってきた魔獣に頭から丸呑みにされ、最後のひと噛みで頭を噛み砕かれて死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第3ループ 死因: ギルティラウの前足による撲殺

錆色髪の男が殺された後、ヴァイツから剣を拾って投げろと指示されるが、剣を手にしたヴァイツも首を吹き飛ばされる。生き残ったスバルは諦めずに立ち向かうが、魔獣の前足の一撃を食らって死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第4ループ 死因: ギルティラウの爪による切断死

剣を持った者が狙われると気付き、抜け駆けして剣を取りヴァイツに投げ渡す。剣を受け取ったヴァイツに注意が向くが、スバルの胸にも魔獣の鋭い爪が突き刺さり、真っ二つに吹き飛ばされて死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第5ループ 死因: ギルティラウの体当たりによる壁への激突死

生き残るため、スバルとイドラが力を合わせて大剣を振るう。奇跡的なタイミングで魔獣の頭を狙うが爪に弾かれ、そのまま体当たりを受けて二人まとめて壁に激突して死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第5ループ 死因: 生存(スパルカ突破)

これまでの試行錯誤の末、ヴァイツ、イドラ、ヒアインら同じ『合』の仲間たちと連携し、魔獣を鉄柵の近くに誘導して大剣を首に食い込ませる。最後は、偽セシルスが秘密裏に起こしたタンザが上空から大剣を踏み込み、魔獣の首を刎ね落としたことで『スパルカ』を突破する。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・剣闘場
第6ループ 死因: 劇薬の服毒自殺による苦悶死

島中の剣奴や看守たちが顔から血を流して次々と死ぬ謎の大虐殺が発生。スバルも影響を受けて血を流す中、帝都の使者として来島していたトッドに追い詰められ、自ら奥歯に仕込んでいた毒を噛み砕き凄絶な激痛の中で死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ全体
第7ループ 死因: トッドの斧による頭部粉砕死

跳ね橋が上がる直前にリスタート。大虐殺の真相を探るため執務室に潜入するが、トッドがグスタフを殺害し呪具を奪う。スバルは呪具を奪い返して窓から脱出するが、物理的な大殺戮が始まり、仲間が次々と殺され、トッドに斧で頭を叩き割られて死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・中庭など
第8ループ 死因: トッドのナイフによる刺殺

リスタート地点が悪化更新され、ヒアインと執務室に隠れている最中から始まる。自分の正体を「皇帝の隠し子」と偽り投降を試みるが、トッドに「俺を操ろうとしたな」と見抜かれ、胸にナイフを深々と突き刺されて死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・執務室付近
第9ループ 死因: 右肩を砕かれての失血死

殺戮から逃れるため壁の穴から飛び降りるが、落下中にヒアインが致命傷を負い死んでしまう。追ってきたトッドに対し、禁忌である「俺は『死に戻り』をしてる!」と叫んで魔獣を暴走させ隙を作るも、逃げ際のトッドの斧で右肩を深く砕かれ、タンザに看取られ死亡。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ・外壁
第9ループ 死因: 生存(剣奴孤島脱出・プレアデス戦団結成クリア)

幾度もの死を経て、グスタフをはじめとする剣奴や看守たちを「プレアデス戦団」として一丸にまとめ上げる。島には凄まじい熱気と脅威が満ちており、剣奴の皆殺しを命じられて島へ向かっていたトッドは、持ち前の危険を嗅ぎ分ける本能で絶対に対峙してはならない脅威を察知し、上陸寸前でアラキアと共に撤退。大虐殺の運命を回避し、偽皇帝を打倒するため帝都ルプガナへ進軍を開始する。

📍 発生場所: 剣奴孤島ギヌンハイブ全体

👥 登場人物(全33名)

ナツキ・スバル(シュバルツ) (幼児化した状態で剣奴孤島ギヌンハイブに監禁されるが、死に戻りを駆使して剣奴たちを団結させ「プレアデス戦団」を結成し脱出する。その後アベルと合流し帝都へ進軍する。) ⭐ 深掘り セシルス・セグムント (九神将第一位『青き雷光』。幼児化した状態で剣奴孤島に監禁されており、スバルの『プレアデス戦団』の一員として共に戦う。) タンザ (土蜘蛛の少女。魔都市カオスフレームから剣奴孤島へ転移され、幼児化したスバルを支えながらプレアデス戦団として戦う。) ヴァイツ (剣奴孤島の剣奴。試験『スパルカ』を共に乗り越え、プレアデス戦団の一員として共に戦う。) イドラ (剣奴孤島の剣奴。試験『スパルカ』を共に乗り越え、プレアデス戦団の一員として共に戦う。) ヒアイン・ヤッツ (剣奴孤島の剣奴。試験『スパルカ』を共に乗り越え、プレアデス戦団の一員として共に戦う。) ルイ (魔女教大罪司教『暴食』担当の一人だが、剣奴孤島に転移後はかつての邪悪な態度はなく、体を張ってスバルたちを守るために奮戦する。) ヴィンセント・ヴォラキア(アベル) (玉座を追われたヴォラキア帝国皇帝。反乱軍を率いて帝都ルプガナの奪還を目指す。) フロップ・オコーネル (行商人。グァラルでレムを庇って重傷を負い、共に帝都へ連行される。) ミディアム・オコーネル (フロップの妹。魔都カオスフレームで幼児化のトラブルに巻き込まれつつも、アベルたちと共に戦う。) ミゼルダ (シュドラクの民の元族長。アベルやスバルに協力し、帝都攻防戦を戦い抜く。) タリッタ (ミゼルダから族長の座を譲り受けたシュドラクの民。弓の腕を活かしスバルたちをサポートする。) クーナ (シュドラクの民の戦士。レムの護衛や反乱軍の戦力として活躍する。) ホーリィ (シュドラクの民の戦士。クーナと共にレムの護衛などに就く。) ウタカタ (シュドラクの民の幼い少女。ルイとも仲が良く、行動を共にする。) ズィクル・オスマン (帝国二将。グァラル陥落後はアベル側に付き、反乱軍の指揮を執る。) ジャマル・オーレリー (帝国兵でトッドの同僚。成り行きからアベルの護衛のような立場で帝都へ向かう。) プリシラ・バーリエル (ルグニカ王国の王選候補者にして、元帝国の皇族。アルを連れて魔都カオスフレームへ赴きヨルナと接触し、帝都決戦ではアラキアやスピンクスと激戦を繰り広げる。) ⭐ 深掘り アル(アルデバラン) (プリシラの騎士。魔都カオスフレームに同行してスバルを助け、帝都決戦でも奔走する。) ⭐ 深掘り ハインケル・アストレア (プリシラの従者。グァラルで敗北し自暴自棄になっていたが、ガーフィールに発破をかけられ共に戦う。) シュルト (プリシラの幼い従者。グァラルに留まり、戦いを避けて待機する。) チシャ・ゴールド (『九神将』の『肆』。アベルから玉座を奪った偽皇帝だが、星の予見から帝国を守るため自らが身代わりとなって命を落とす。) トッド・ファング (帝国兵。剣奴孤島での大虐殺を目論むなど、スバルの前に何度も立ちはだかる恐るべき敵。) マデリン・エッシャルト (『九神将』の『玖』。飛竜の群れを率いて城郭都市グァラルを襲撃し、レムとフロップを帝都へ連れ去る。) アラキア (『九神将』の『弐』。トッドと共に剣奴孤島を襲撃し、圧倒的な力でスバルたちを追い込む。) オルバルト・ダンクルケン (『九神将』の『参』。魔都カオスフレームでスバルたちを幼児化させるなど翻弄する。) ヨルナ・ミシグレ (『九神将』の『漆』。魔都カオスフレームの支配者で、自身の民を守るために戦う。) カフマ・イルルクス (帝国二将。帝都防衛の要としてガーフィールと激突し、死闘を繰り広げる。) モグロ・ハガネ (『九神将』の『捌』。水晶宮の魔核そのもので、魔晶巨兵として戦場を蹂躙する。) ベルステツ・フォンダルフォン (帝国宰相。偽皇帝陣営の重鎮で、レムたちが軟禁された屋敷の主。) セリーナ・ドラクロイ (上級伯。反乱軍側へ付き、帝都を包囲する戦いで総司令として指揮を執る。) カチュア・オーレリー (ジャマルの妹でトッドの婚約者。車椅子に乗っており、帝都の邸宅にレムと共に軟禁されている。) スピンクス (死者を蘇らせる『不死王の秘蹟』で歴代の強者たちを屍人として使役し、帝国に『大災』を引き起こす『魔女』。)

💡 この章の伏線・考察

【チシャ・ゴールドの忠義と反逆】偽皇帝の真意と壮絶な最期

偽皇帝として帝都に君臨したチシャ・ゴールド。その謀反の真意と、運命という名の理不尽な予言に抗い抜いた男の反骨心を解説。

【大災と不死王の秘蹟】死者を蘇らせるスピンクスの呪術

『強欲の魔女』の完全再現を目論むスピンクスが、「不死王の秘蹟」と「復元魔法」を組み合わせて引き起こした未曾有の厄災を解説。

【プレアデス戦団】スバルの剣奴孤島での蜂起と脱出

幼児化し無力なスバルが、「死に戻り」による試行錯誤と奇策で剣奴たちを統率し、「プレアデス戦団」として孤島から大蜂起と脱出を遂げるまでを解説。

【四大国に伝わる「四つの災い」】世界を滅ぼす四大災の作中描写と残された謎

四大国にそれぞれ伝わる世界滅亡級の厄災『四大災』。帝国で終結した『大災』、ルグニカを脅かす『魔女』、カララギの『夜泣き』、グステコの『崩落』の作中描写と今後の謎を徹底解説。

【「やっぱりあの人の子だな」】幼児化スバルを無敵にした『魔法の言葉』と「神童」覚醒の真実

オルバルトの秘術で10歳前後に幼児化したスバル。挫折や妥協という「心のブレーキ」を削ぎ落とされ、父・菜月賢一への誇りと『魔法の言葉』によって「神童」として覚醒した無敵の精神性とスパルカ突破の真実を徹底解説。

【孤児院での出会いと「カリヨンの牙」】フロップとバルロイを繋ぐ家族の絆

どん底の孤児院から救われたフロップとミディアム、飛竜カリヨンを育てたバルロイ・テメグリフとの出会い。血の繋がりを超えた「義兄弟」の誓いと、第八章へ受け継がれる「カリヨンの牙」の絆を徹底解説。